後悔しないアーチ壁・アーチ開口の選び方

後悔しないアーチ壁・アーチ開口の選び方

リノベーションやお家づくりで、パントリーやクローゼットの入り口などにアーチ壁を取り入れた事例が増えています。
この記事では、アーチ壁(R垂れ壁)のメリット・デメリット、施工方法、後悔しないための会社選びと打ち合わせのコツを紹介します。

はじめに|SNSで後悔の声が増えているのはなぜ?

「アーチ壁にしたかったのに、仕上がりがなんか違う……」
「思っていたより費用が高くなった」
「クロスがもう剥がれてきた」

こんな後悔の声が、インスタグラムやX(旧Twitter)などのSNSに多く投稿されていることに気づいたことはありませんか?

 

Instagramやリノベーション会社の施工事例を見ると、アーチ壁の人気の高さがよくわかります。丸みや個性的なデザインを壁に取り入れることで、見た目が可愛らしくなり、お部屋全体の印象が劇的に変わります。だからこそ、多くの人が「ぜひ自分の家にも」と取り入れるのですが、一方で失敗事例も後を絶ちません。

その原因のひとつが、「設計・施工の分離」と「伝言ゲーム」による要望の劣化です。

 

大手住宅メーカーや多くのリノベーションを請け負う工務店では、1つの物件に複数の担当者が関わり、設計や施工を外注しているケースも少なくありません。お客様が打ち合わせの場で伝えたイメージや思いが、職人の手に渡るころには見えなくなってしまい、「なぜこうなった?」という仕上がりになってしまうことがあるのです。

 

このコラムでは、アーチ壁の魅力と注意点を正直にお伝えしながら、後悔しないためのポイントを解説します。

アーチ壁のメリット

空間を柔らかく、おしゃれに仕切れる

一般的な「直線」だけで構成されたお家よりも、「アーチ」を取り入れると柔らかく優しい印象を与えることができます。すべての空間を壁や扉で仕切ると、独立性は完璧に保たれますが、その分窮屈感や圧迫感が出やすいです。それに対して、アーチ壁は緩やかに空間の繋がりを感じながらも独立された個々の空間を実現させます。

さまざまな場所・デザインで活用できる

SNSなどでもよく見かけるのが、パントリーやクローゼットなど収納部屋の入口にアーチ壁を採用する事例です。扉やカーテンなどで隠すことがないため、丸い形を生かしやすい場所ですね。キッチンやダイニングからもよく見える場所なら、空間に曲線があるだけで素敵なアクセントになってくれます。

必要な時だけカーテンやロールスクリーンで間仕切りができる

家づくりやリノベーションの減額ポイントとして挙げられる建具を減らす方法。

特に収納扉は開閉の頻度が少ない傾向にあるため、せっかく扉を付けても開けっぱなしになることも。

収納部屋などの開口をアーチ壁などの垂れ壁にすることで、普段は開放しておきながら、来客の時はカーテンやロールスクリーンで隠せるようにできます。

カーテンやロールスクリーンはカラーや柄物をを選ぶと、閉じた時にアーチがよりきれいに見えるのでおすすめです。

 

アーチ壁のデメリットと注意点

通常の壁より費用が高くなる

アーチ壁(R垂れ壁)の開口部を施工するには、一般的な直線の開口部に比べてコストが高くなります。曲線をつくるために工事の難易度が上がり、作業の手間が掛かるためです。作業工程が増える分、工期も通常より長くなります。

予算オーバーを防ぐために、事前に「アーチ仕上げの費用はいくら?」をきちんと確認しておくことが大切です。

通常の壁よりクロス剥がれのリスクは高くなる

アーチ壁に限らず、住まいは経年変化するものです。どんなに丁寧に施工されていても、数年後に小さなクロスの浮きや剥がれが生じることはゼロとは言えません。

 

クロスが劣化する原因は素材・湿度・日当たり・よく触れる箇所など、さまざまな要因があります。

壁紙の劣化の大きな原因は、乾燥や結露による壁紙の収縮です。収縮することで経年劣化で継ぎ目部分や表面のシワが目立つようになります。

職人の技術力によって仕上がりの品質が大きく左右します。アーチは高い技術を必要とするため、平面に施工するよりも曲線部分のクロスの剥がれが起きるリスクは上がります。

クロスを使わず、塗装や漆喰・珪藻土などの塗り壁で仕上げる方法もありますが、施工金額はクロスよりも高い傾向があります。

設置場所を間違えると圧迫感が出る

アーチ壁・R垂れ壁の位置が悪すぎて「かえって圧迫感が出た」という失敗談も耳にします。可愛らしくおしゃれなデザインですが、無計画にアーチを取り入れたことが逆効果となる可能性もあるのです。

マンションの梁下など、天井高が低い場所に垂れ壁を作る場合、曲線部分が思っていたよりも低い位置にくるので注意が必要です。

また、近くに直線の開口部とアーチ壁の開口部が存在すると、ごちゃついた印象になることも。アーチ壁だけでなく、お家全体のデザインや統一感を見ながらプランを作ることが重要です。

アーチ壁はどうやってつくるの?施工の流れ

アーチ壁の施工を理解しておくと、なぜ「職人の技術力」が仕上がりに直結するかがわかります。

①まず、合板をアーチ状にカットし、骨組みとなる下地を作ります。

②その後、「曲げベニヤ」という特殊な材料を使用します。曲げベニヤは通常のベニヤと異なり、柔軟性があり曲線に沿って曲がる特性を持っています。この材料を使ってアーチ部分の表面を形成していきます。このようにしてアーチ壁の基本構造が完成します。

③その後は他の壁と同じように下地処理を行い、壁紙を貼って仕上げていきます。

後悔しないための5つのポイント

アール施工の実績が豊富な会社を選ぶ

アーチ壁の魅力を引き出せるかどうかは、これまでに手掛けた「アーチ壁・R垂れ壁の実績数」とも比例すると言ってもいいでしょう。ホームページやインスタグラムで施工事例を確認し、アーチの仕上がりが美しいかどうかを自分の目で見ることが大切です。

モデルハウスや見学会で実際の仕上がりを確認する

写真と現物では、アールの大きさや雰囲気の印象がまったく異なります。実際にくぐってみて、高さや幅の感覚を体感してみましょう。

アーチの形・高さを細かく確認する

開口でアーチを用いる場合、天井高とアーチの形のバランスに注意が必要です。上部は半円なので、当然低いところが生まれます。通行する時に狭く感じない高さを確保しつつ、頂点の箇所と天井にある程度スペースがあることが望ましいです。すべてのバランスを3Dパースや展開図で見ながら計画していくのがとても重要となります。

予算と優先順位を見ながら仕上げ素材を決める

アーチの美しさは「仕上げ」で決まります。仕上げによっても施工方法は様々で、価格も異なります。予算とのバランスを見ながら、どんな材質で仕上げるかを考えておくこともポイントの一つです。

設計と施工が一体の会社に依頼する

前述のとおり、設計・施工が分離している会社では要望の伝達ミスが起きやすいです。設計者と職人が密に連携している会社であれば、完成イメージを事前に共有しながら、「できること/できないこと」を契約前に明確にしてもらうことができます。

まとめ アーチ壁は「誰に頼むか」で仕上がりが大きく変わる

アーチ壁・アーチ開口は、空間の雰囲気をぐっと高めてくれる、リノベーションの中でも人気の高いデザインです。しかし、アーチ壁の設置には高度な技術が求められます。施工業者を選ぶ際には、過去の実績や口コミ、評価を参考にし、実際にアーチ壁の施工経験があるかどうかを確認しましょう。

「おしゃれ」だけで選ばず、実績・設計力・職人との連携体制をしっかり確認することが、後悔しないアーチ壁への近道です。

DEARHOMEが選ばれる理由

① 設計・施工を社内で一貫して対応
DEARHOMEでは、設計担当者と施工職人が同じ社内で連携しています。お客様のイメージや要望が、打ち合わせの段階から職人に直接伝わるため、「伝言ゲームによるズレ」が起きません。契約前の段階で「できること・できないこと」を明確にお伝えするので、完成後のギャップが生まれにくい体制です。

 

② アーチ壁・アール開口の豊富な施工実績
アーチ開口やアールの壁は、施工難易度が高く職人の経験値が仕上がりに直結します。DEARHOMEはこれまで多くのアーチ壁・アール開口を手がけており、形状・仕上げのバリエーションも豊富です。その実績が、これまでお引き渡ししたお客様からの高い満足度につながっています。

 

③ 施工後も安心のアフターサービス
万が一、施工後に気になる点が生じた場合も、実際に施工した担当者が状況を把握した上で対応します。外注施工では起きがちな「誰に連絡すればいいかわからない」という状況が生まれないのも、一貫体制ならではの安心感です。

 

「このイメージ通りにできるの?」
「この予算でどこまでできる?」
「クロスと塗装、どちらが自分の家に合っている?」

そんなお悩みにも、実績豊富なDEAR HOMEが丁寧にお答えします。アーチ壁を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。

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