Calm（カーム）＝穏やか、静か、和やか

特徴的なアーチが出迎えてくれる広々とした玄関の壁は、質感が豊かな塗り壁で仕上げており、温かさを取り入れてくれます。

玄関収納には、置き場がなかったアウトドア用品や、ベビーカーをしまえるように、奥行きのある収納を作りました。

土間で脱いだ靴をホールに上がって、棚を引き出して使うことができるのでスムーズに収納できます。

自然の風合いがある信楽陶土の洗面ボウルを使った小さな洗面スペースを設けました。
帰ってきてすぐ手を洗えるので、来客用やペットの足拭きなどにご要望される方が増えています。

キッチンに立つ時間が多い女性のために穏やかで落ち着ける空間を作りました。

オリジナルのキッチンカウンターは、平均的なダイニングテーブルの高さになっていることで、一般的なキッチンカウンターよりも居心地がよくずっと座っていたくなるような空間になっています。

腰壁を高めに作ることで料理中の手元を隠すことができ、スパイスニッチを設けて使いやすいキッチンに仕上げました。

間接照明の温かい光が手元を照らしてくれるので、お勉強やお仕事はもちろん、お酒を飲みながら夜のゆったりとした時間を過ごせます。

また、玄関からすぐLDKにつながる動線も、家事や育児に忙しい女性に嬉しい設計です。

「おはよう」「いってらっしゃい」「ただいま」「おやすみ」
家の全てを見渡せるこのキッチンから、家族とのコミュニケーションが生まれます。

梁をも収納した造作のキッチン背面カウンター。

リノベーションで間取りを考える時にネックになりがちなマンションの柱を大胆に収納に組み込むことで、空間に動きが生まれます。

レストランのようなディスプレイを再現できる“見せる”収納と、食品やゴミ箱などの生活感を”隠す”収納を両立しました。

間接照明を吊り棚に仕込むことで、作業する手元を明るく照らしてくれます。

キッチンからリビングに抜けると、天井が一段上がり開放感が生まれます。
窓に向かって天井ルーバーを設置することで、緩やかに空間を区切りながら、リビングの奥行きを感じられるように仕上げています。

リビングの壁面には、外壁に使われるセメント素材のパネルを取り入れました。
調湿効果があり、ざらっとした手触りが自然の中にいるような感覚にさせてくれます。

また、細長いLDK空間のため、床のデザインもひと工夫。

ドアが並ぶ壁に沿ってタイル材を貼り、玄関からつながる通路を作り出しました。
節や色の濃淡があるフローリングは、素材の表情が豊かで素足で歩きたくなります。

朝の身支度がスムーズになったり、帰宅時に物を置きやすいよう考えられた動線。

並んで身支度ができる作業スペースを設けたモルタル調の洗面台。ボウルが埋め込み型なので水はねの心配も少なく、お手入れもしやすくなります。

家族の服を1カ所にまとめて収納できるWTC（ウォークスルークローゼット）があると、効率の良い洗濯ルーティーンが叶えられます。

浴室、洗面台、洗濯機、WTCがまとまったスペースは、ランドリースペースに憧れのある子育てママに人気の間取りです。

パントリーなどの家事室としてだけでなく、ライフスタイルが変わった時に寝室としても使えるフリースペース。

ちょっとした書き物やアイロンがけなど、時々必要な作業台を置く場所がない方に向けて、”壁に収納するデスク”を設置しました。

普段は空間を広く使えるので、一部屋で様々な使い方ができる優れものです。

ワークスペースはご主人の趣味のものを詰め込んだ一部屋に。

一番のこだわりは、寝室とワークスペースの間にある壁面収納。

キャスター付きの”動く壁”として、お子様の成長やライフススタイルの変化に合わせて部屋の広さを変えることができます。

寝室は小上がりスペースをベッドとして活用し、下部にたっぷり収納できるようにしました。

この小上がりの下には、リビング側から引き出せる造作のマルチボックスが隠されています。
季節ものを収納したり、ソファや来客用のベッドにもなる優れものです。