新築?中古物件をリノベーション?それぞれのメリット・デメリットを比較!
憧れのマイホームを手に入れたい!と検討されている方の多くが、新築マンションか中古マンション物件をリノベーションするかで悩まれるのではないでしょうか。
新築物件にも中古物件をリノベーションするにも、どちらにもメリット・デメリットがあります。
コストや立地だけでなく、周辺環境など比較するポイントは様々。そこで今回は、新築物件と中古物件のリノベーションを比較し、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
中古物件のリノベーションとは?
リノベーションとは、一般的な部分修繕のリフォームと異なり、購入した物件を間取りや内装、設備を新しくつくりかえ、住む人のライフスタイルや価値観にあった新しい家を生み出すことです。
リノベーションはもとあった中古物件を新しく生まれ変わらせるだけでなく、オール電化や高断熱仕様など機能面での付加価値を作り上げることができるのも近頃注目されているポイントです。
新築物件のメリット・デメリットは?
新築物件のメリット
①建物や設備が未使用で新しい
現代のライフスタイルにあった機能的な暮らしができるのが新築マンションです。
いちばんのメリットはすべてが新しく、一から自分たちの好きなように使い始めることができる点です。
また、設備機能も日々進化しているため、新築物件は室内の住宅設備だけでなく、構造や建物そのものがその時点で一番良いものにアップグレードされていることがほとんど。
特に耐震、防犯、高気密、高断熱などにおいて、中古物件との差が出やすいのがポイントです。
②税制措置などが充実している
新築物件の場合、中古マンション購入と比較して補助金や税制措置の優遇が多いのもメリットのひとつ。
現在国が行っている住宅購入時の補助金は新築物件だけでなく、中古物件の購入も対象です。
例えば、マイホーム購入機会が多い若者夫婦世帯を対象とし、対象の購入物件を購入またはリノベーションした場合に補助金を給付する「子育てエコホーム事業」では、新築物件購入の場合、最大で100万円の補助があるのに対して、リノベーション・リフォームの場合は、年齢制限はないものの、その年齢やリフォーム内容に応じて最大60万円の補助になります。
また新築物件購入の場合は、税制措置が充実しているのもポイントです。住宅性能にもよりますが、合計最大409.5万円(子育て世帯なら最大455万)の控除を10~13年間にかけて受けることができます。固定資産税や不動産取得税についても、中古物件よりも高い金額の補助を受けることができます。
③ランニングコストを抑えることができる
新築物件であるため、建物や設備は最新のもので建てられています。そのため中古物件と比較して修繕費用が安くなるのもメリットといえます。
また近年では、長期優良住宅の基準に適したマンションが建てられており、気密性・断熱性が高い物件がほとんど。そのため室内温度を快適に保つ性能が向上し、エアコンなどを使う頻度が少なくなることにより光熱費を抑えることができます。
新築物件のデメリット
①中古物件より価格が高い
中古物件と比較し、建物や設備が最新のものにアップグレードされているため、購入価格が高くなるのが一般的です。
それだけでなく、新築物件を売り出す際は広告宣伝がつきもの。販売促進に係わる費用やモデルルームの設営など高額の費用が発生します。
新築物件の販売金額にはこれらの広告宣伝費だけではなく、ディベロッパーの利益分も上乗せされているため、購入金額が高くなるのがほとんどです。
②資産価値の下落が大きい
新築物件は、その新しさがなによりものメリットで、そこに多くの人は価値を感じて購入します。
しかし、ライフスタイルの変化や予期せぬ転勤などの家を売る場合は人が住んでいた「中古」物件として扱われます。この時、販売価格も「中古」として売りに出されるので、資産価値がそのタイミングで落ちることになります。
③物件の選択肢が中古物件と比較して少ない
言わずもがな、マンションを購入するためには販売される新築物件の中からしか選べません。
となると、立地や間取りなどの希望条件に合わないことが出てきたりもします。大手住宅・不動産サイトを複数検索してみると、新築マンション200~400件に対して、中古マンションは10,000件以上という割合です。
何を優先するかにもよりますが、中古物件より新築物件の方が少ないというのは、新築物件から見たときはデメリットといえます。
中古物件をリノベーションのメリット・デメリット
中古物件をリノベーションのメリット
①新築物件と比較して物件価格が安い
中古物件は築年数にもよりますが、新築物件と比較して価格が安く、リノベーション費用と合わせた総額でも、新築物件購入よりも安く済むことが多くあります。
またタイミングにもよりますが、物件によっては建物自体の大規模修繕のため全住居者が退去した後のリフォーム前の物件を購入することで、価格はさらに安くなることも。
低価格でもリノベーションで理想の住まいを実現できることはメリットのひとつです。
②豊富な物件数から選んで、自分たちの自由にリノベーションができる
新築マンションとは異なり、物件数が豊富にあるのも中古物件をリノベーションするときのメリットです。立地や広さだけでなく、周辺環境を含めた希望の物件を選びやすくなるのが特長です。
マンションの管理規定の許容範囲内ではありますが、購入した物件を自分たちのライフスタイルに合わせて、間取り、水回りをはじめとする住宅設備、内装を自由にリノベーションできるのもメリット。
自由に物件を選んで自分たちの理想の住まいを作れることが人気のポイントです。
③資産価値が下がりにくい
売り出し時、新築→中古に価値が下がる新築物件と比較して、中古物件はそこから価値が下落する傾向が少ないのが特長です。
さらにフルリノベーションで設備などを一新している場合、よりその価値が下がらない傾向に。新たに売り出す際にも価値が下がりにくいのはメリットのひとつと言えます。
中古物件をリノベーションのデメリット
①設備が古く、リノベーション費用がかさむ場合がある
新築物件と比べて築年数にもよりますが、断熱性や気密性、耐震や防犯設備などの住宅性能が劣るケースが多いのが中古物件です。リノベーションの際、これらの見えない部分に費用をかける必要があります。
物件の状態により、既存の設備も経年劣化しており、躯体部分の資材含めた交換が必要な場合もあるので物件購入時によく確認することが大切です。
リノベーション工事の際に不具合が見つかり、想定よりも大規模な工事が必要になってしまい、想定していた予算から大幅に高くなってしまうケースも。
そうならないためにも物件選びの際はどこまでの工事が必要になるか確認するようにしましょう。
②引き渡しまで時間がかかる
すでに完璧に住める状態で販売されている新築物件とは異なり、リノベーション工事が完了してからではないと住み始めることができないのはデメリットと言えるかもしれません。
物件により配管などの修繕が大きく必要になる場合は、さらに時間がかかります。リノベーション工事の内容にもよりますが、住み始めまでに平均して3~6ヶ月かかります。
進学、転勤などの理由で購入した物件に住む時期を決めなくてはいけない場合などは、完成時期を逆算して購入することが必要になるため、よく確認することが大切です。
③購入時の初期費用が発生する
新築物件とは異なり、中古物件は購入時に販売会社への仲介手数料が必要になります。また、建物が古いため、購入したマンションの管理組合に支払う必要のある月々の修繕積立金などが新築よりも高くなるのもデメリットのひとつと言えます。
補助金制度や税制優遇措置もリフォーム、リノベーションをする人も対象ですが、その恩恵が新築と比べて少なくなることも。活用できる制度はもれなく利用して、できるだけお得に物件を購入しましょう。
新築または中古物件をリノベーション、それぞれどんな人におすすめ?
新築物件
最新の工法や耐震設備、住宅設備を使った住宅に魅力を感じている方は、新築物件がおすすめです。
中古物件のリノベーションでも設備を最新にアップグレードすることはできますが、建物の躯体部分を最新にすることは難しいもの。災害に対する意識が高い方は特に新築物件をおすすめします。
中古物件をリノベーション
物件購入の予算を低く抑えたい人は、中古物件をリノベーションするのがおすすめです。
低予算でも新築物件より立地や周辺環境などの良い物件を選んでリノベーションすることで、将来的な資産価値の目減りを緩やかにし、リノベーションした住まいを売りに出す際も価値を下げずに販売できる可能性もあります。また、住宅ローンの契約期間が短いこともメリットの一つで、その分買い替えもしやすくなります。
転勤が多いけどマイホームは欲しい、将来買い替えをしたい方にも、中古物件を購入してリノベーションするのがおすすめです。
より満足のいく中古物件のリノベーションを実現させたい方には、DEAR HOMEがおすすめ
いかがでしたか?
今回は新築物件の購入と中古物件をリノベーションする場合のメリット・デメリットについてご紹介しました。
古いものを使い継いでいく、自分たちのライフスタイルに合った物件を自由に作り出すことができるのが中古物件をリノベーションする最大の魅力です。その価値に共感しリノベーションを検討されている方は、ぜひ一度DEAR HOMEの相談会へお越しください。
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