視線の抜け感と素材が活きる”大人テイスト”

カーペット貼りの洋室２部屋と、シートフローリング貼りのリビング・ダイニングを木製の複合フローリングに統一するため、床の段差を解消させる必要がありました。

そこで、リノベーションで床高を上げてバリアフリーにしながらも圧迫感を解消させる工夫を散りばめました。

壁を作らず全体的に淡い色をベースとして素材感を活かしたり、カーテンレールの位置を高くするなど、視線の抜け感や明るさを感じられる風通しの良い快適な空間に生まれ変わりました。

ダークブラウンの石目調クロスで作った腰壁が大人なデザインの対面キッチン。
もともと玄関側にあって暗かったキッチンをバルコニー側に移動し、リビングに向かって視界が抜ける開放的なキッチン空間となりました。

さらに、キッチン・洗面・浴室までをバリアフリーで繋げることで、家事動線が向上して”ストレスフリー”な空間となりました。

キッチン背面にパントリーを設け、生活感を隠せるように引き戸を設置して壁面との一体感が生まれました。
リビングから食材の出し入れがしやすいように、冷蔵庫の配置も工夫しました。

もともとあった浴室は、ユニットバスではなく在来工法と呼ばれるモルタルとタイルで造られた浴室だったため、とても汚れやすく掃除に手間がかかり、また断熱効果に劣るため寒さの心配もありました。

リノベーションで浴室スペースを広げてユニットバスを設けることで、洗い場が広くなり、木目調の温かい「癒しの空間」に生まれ変わりました。

在来工法の浴室でお悩みのお客様にはオススメです。

玄関に隣接するファミリークローゼットとご夫婦の寝室を繋げることで、収納量や使い勝手、回遊性を向上させました。

ウォーキングがご趣味のご夫婦がお気に入りのウエアーやコートなどを収納できる快適なスペースとなっています。

木目調の建具はダークブラウンでまとめ、ホワイトオークのフローリングとのコントラストが美しいお家になりました。